声優さんが担当している「CMナレーション」。実際の映像とセリフを見ながら練習に使ってみましょう!
はじめまして、ぶるまんと申します。
普段は声優オーディションの対策記事を書いておりますが、声優になるための練習方法やボイスサンプルに関しても記事を書いております。
今回は、以前アップした「声優早口CMチャレンジ」に続き、声優が担当しているCMをご紹介させていただきます!
今の時代、ナレーターやアナウンサーだけでなく、人気声優が企業のナレーションを担当することも多いです。
ボイスサンプルでもCMナレーションや番組ナレーションを収録している人も多いので、ここでリアルにやっている声優のナレーションを聞きながら練習してみましょう!
収録してあげる場合は、是非下記私のTwitterに教えていただけたら嬉しいです!
TwitterID:https://twitter.com/blue_mondayblog
もくじ
悠木碧「映画プリキュアミラクルリープ」CM
毎回紹介させていただいている常連の悠木碧さん。今回もプリキュアのCMで担当したナレーションを文字起こし致します!
これは「早口告知にチャレンジ」という企画なので、かなり活舌の問われるものになっています。
悠木さんは今まで30秒間で330文字というものを披露したことがありましたが、今回は350文字。
果たしてノーミスでできるのでしょうか。
24秒75という記録…恐ろしすぎますね。
セリフ台本
私、悠木碧がキュアグレースを演じる
映画プリキュア最新作では
「ヒーリングっど💛プリキュア」
「スター☆トゥインクルプリキュア」
「HUGっと!プリキュア」、13人のプリキュアが勢揃いして
時間を巻き戻す謎の敵”リフレイン”に立ち向かいます!
リフレインの力で同じ≪今日≫が繰り返されてしまうプリキュアは
<明日>を司る精霊ミラクルンを守り抜き、
明日に進むことができるのか!?
ハラハラドキドキの物語をご期待ください!
「映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」は
絶賛公開中!入場者全員にミラクルンライトをプレゼント、
さらに!鑑賞者限定のキャンペーンも実施中です!!
感染症対策にお気をつけて、皆さん映画館で是非ご覧ください!
前回紹介した「ダッシュエックス文庫」のセリフよりは文字自体の難易度は下がっているものの、鑑賞者、感染症対策、入場者と似たような言葉も多く難易度は高いと思います。
是非皆さんも挑戦してみてくださいね!
ダッシュエックス文庫の早口CMチャレンジは下記記事からご覧ください!
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声優志望の練習方法-早口CMに挑戦しよう!
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プロメディカスCM(ナレーション:早見沙織さん)
こちらは一般的な企業ナレーション。さらに商品紹介ではないのでしっかりと伝えるということに特化したCMになっています。
どちらかというとドキュメンタリーや映画の番宣に近いナレーションですね。
原稿①
彼女の手はまだ何も掴んでいない
でも、可能性はある
誰かのために、絶対なる!
抜群の合格力
医学部受験専門予備校プロメディカス
難しいというよりも、しっかりとした芯を持って表現することが大事なCMです。
こういうスタンダードなものが声優オーディションでも読まされることもあるので、練習しておくといいと思います。
上坂すみれさん番組内CMチャレンジ
こちらは三ツ矢雄二さんの番組に上坂すみれさんがゲスト出演した際に挑戦した激ムズアフレコチャレンジ。
ワード数自体は多くないですが、キャラが3名にナレーションもいるのでそこを一発どりでやるのは厳しいと思います。
一度ご本人の挑戦を見てみましょう!
(動画1:09~)
セリフ
ナレーション:まぐろのカリスマ
ナレーション:とれたてのマグロが味わえるお店で、なんと解体ショーも開かれる究極のマグロ専門店。
ナレーション:新鮮で豊富なメニューの数々に、
インテリ女子:オリジナルマグロメニューが60種類もあるなんてステキですね。
インテリ女子:パクッ(食べる音)。脳天、美味しいです!
男の子:うわ~!まるで、マグロのテーマパークだぁ~!
店員さん、一推しメニューを教えてください。
アイドル店員:はい、よろこんでー!当店のオススメはこちらの「本まぐろスナズリ大トロのすき焼き」でございます!
男の子:ねぇねぇ、スナズリって何~?
アイドル店員:スナズリは、大トロの中でいちいばん脂がのったと・こ・ろ💛
アイドル店員:でねでね!そんなスナズリの甘い油に甘辛ダレを合わせて、すき焼き風にしちゃってるわけ。
インテリ女子:ううっ…まぐろにこんな味わい方があったなんて。
インテリ女子:私としたことが…勉強不足だったわ。
ナレーション:マグロ尽くしの絶品料理にお酒もすすみ、会話が弾むこと間違いなし!
アイドル店員:少年、お酒はハタチになってから!お姉さんとの約束だよ?
男の子:うん!約束する!
おまけ:吉野裕行と浪川大輔の昔話速読
こちらは単純に番組での昔話の速読対決。
なんと、1分間で2人で1400ワード言いきれれば合格というものでした。
題材は浦島太郎。
(速読は12:45~)
原稿
むかしむかしある村に浦島太郎という若者がいました。
浦島が海辺を通りかかると、子供たちがカメをいじめていました。
「やーい!やーい!ノロマなカメ!」
「こらこら子ども達!カメさんをいじめるのはやめなさい!」
浦島はカメを助けてあげると海の中に逃がしてあげました。
それから数日後、浦島が海に出かけると
「浦島さん、浦島さん」
「このあいだは、助けてくれてありがとうございました、お礼に竜宮城にご案内します。」
そう言うとカメは浦島を背中に乗せて海の中の竜宮城へと向かいました。
竜宮城に着くと美しい乙姫さまと、色とりどりの魚たちが出迎えてくれました。
「浦島さんカメを助けてくれてありがとう、竜宮城でゆっくり休んでください」
そう言うと乙姫さまは見たこともないご馳走やタイやヒラメの舞踊りで浦島をもてなし始めました。
ここはまるで天国のようです。
浦島は乙姫さまにいわれるまま竜宮城で楽しく過ごしました。
どれだけの時間が過ぎたのか、ある日浦島は
「今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただきます」
すると乙姫さまは
「ではおみやげにこの玉手箱を差し上げましょう。これがあれば、また竜宮城へ来ることが出来ます」
「でもあなたの世界ではふたを絶対に開けてはなりません。いいですね!」
浦島はまたカメに送られて地上へ帰りました。
地上にもどった浦島は、まわりを見回してびっくりしました。
浦島の家はどこにも見当たりませんし出会う人も知らない人ばかりです。
浦島は一人の老人に尋ねました。
「あのすみません。浦島の家を知りませんか?」
番組ではここまでしか映っていないため、正確な文章に関しては分かりませんが、
浦島は700年前に海へ出たっきり戻っていないという言葉が返ってきて、浦島太郎が驚愕する話ですね。
なんと二人で1400文字オーバーでしたね。
馴染みのある昔話とはいえ、30秒350文字ペースはすごいと思います。
みなさんも、日ごろの発声練習の成果を見る意味でも気晴らしにこういったものにもチャレンジしてみてくださいね!
おわりに
今回はちょっと変わった声優の練習方法をご紹介させていただきました。
たまには息抜きにこういう事をやる事も大事ですし、日々の活舌トレーニングの確認作業にももってこいです。
もちろん、基礎も忘れないでくださいね☆
収録してあげる場合は、是非下記私のTwitterに教えていただけたら嬉しいです!
TwitterID:https://twitter.com/blue_mondayblog
よろしくお願いします!
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