声優オーディション書類審査の注意点から2次審査で審査員が見るポイント、声優オーディションに受かってからまで全ての対策をご紹介します!
はじめまして、ぶるまんと申します。
私は、声優事務所で新人育成や発掘を行ってきた経験を生かして、声優志望の方に向けてオーディション対策記事を書いています。
声優志望の方は、周りに同じ志を持つ人がいなかったり、相談を出来なかったりで悩んでいる人が多いと思います。
そんな方々が少しでも安心して声優オーディションに臨めるように、少しでも不安を解消出来たら嬉しいです。
Twitter(https://twitter.com/blue_mondayblog)でも活動しておりますので、よろしければフォローいただけたら幸いです。
企画などでアドバイスもできる限りお答えしておりますので是非よろしくお願いします。
もくじ
はじめに
今まで、数多くの声優オーディション記事を書いてきました。
2020年も多くの声優オーディションが開催されており、終わったものから今から告知があるものまで様々だと思います。
毎回書類審査・二次審査など項目を分けての記事になっているので、この記事を見ればそれぞれの対策が全て分かるものを今回書きたいと思っています。
詳細に関してはリンクも貼らせていただきますので、そこから対策記事を見ていただけたら幸いです。
声優オーディションの流れ
まずはオーディションの流れから理解して、この先どのような審査があるか把握しておきましょう。
ポイント
・一次審査(書類審査)
・二次審査(実技審査)
・三次審査(最終審査・実技審査)
・面談
・契約書の説明など打ち合わせ
大体の大手のオーディションはこのような流れになることが多いです。
中には二次審査で最終になるところも!?
書類審査は履歴書とボイスサンプルや歌唱音源の提出、二次審査は実技審査で実際に対面しての演技審査や質疑応答、三次最終審査はさらに深い課題での実技審査という流れです。
三次最終審査で残ればほぼほぼ契約したり養成所に入所できることになるのですが、その間に面談があったりもします。
詳しい流れに関しては下記記事をご参照ください!
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声優オーディションの流れ-志望者はまずはチェックを!
声優オーディション書類審査の対策法
流れが分かったら、次に実際受ける際の対策をご紹介していきます。
まずは声優志望の方が一番最初に苦労する「書類審査」。
書類審査は、上記オーディションの流れの記事でも書きましたが、書き方次第で確率をあげることは可能です。
二次審査以降は小細工はできないので一番応募者が削られる書類審査でしっかり残せるものを書いて、二次審査に向けた対策に時間を裂けるようにしましょう!
近日中に、書類審査対策の企画として模擬声優オーディションをやりたいと思っています。
声優事務所のオーディションを再現して、1次審査を通過するかどうか…というアドバイス的な企画はやってみたい…何様だよって感じですが…
もちろん個人情報には入れられないし、どの事務所かも言えないんですが…
実際何万通と見てきているので、一言改善点くらいは言えるかもです!#声優志望— ぶるまん@声優育成する人 (@blue_mondayblog) June 29, 2020
書類審査で気をつけなければいけないポイントとして
ポイント
・まずは自分自身を客観視して自己分析してみること
・自己PRや志望動機では、具体性を持って書くこと
・声優に直結しないことでも、自分が自信を持って話せることをかくこと
・歌に関しては、好きな曲ではなく歌える曲を選ぶこと
・演技に関しては、「場面」「キャラクターの関係」「距離感」を意識すること
が必要になってきます。
よく自己PRや志望動機で悩む方もいると思いますが、自己PRに関しては審査員に突っ込ませたもん勝ち的な部分はあります。
背伸びしてウケを狙わなくても良いのですが、自分が今までやってきたことを箇条書きにしてその中で一番語れることを書いておきましょう。
志望動機に関しては、「この事務所でなくてはいけない理由」が欠ければベストですが、「声優になりたいと思った理由」的なところを掘り下げていくと見つかることもあります。
そして、現実的にはその事務所がどんなジャンルに強いのか企業研究をしておくことも大事です。
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声優事務所の選び方-特徴を知って自分に合った事務所選びを!
続きを見る
書類審査の書き方に関しては下記の記事でまとめております。
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声優オーディションの書類審査-声優志望者の落とし穴とは
続きを見る
声優オーディション二次審査の対策法
二次審査は、書類審査で一割に絞られた候補者からさらに一割くらいに絞られる大事な審査です。
そして、大体の事務所が二次審査ではじめて顔を合わせて審査をする形式になります。
今までも何度か二次審査のポイントを書かせていただいておりますが、そのくらいハードルの高い審査になると思います。
二次審査の内容としては
ポイント
・自己紹介(自己PR)
・演技審査
・歌唱審査(ない場合も)
・質疑応答
が一般的です。
その中で注意しなければならないポイントは
注意ポイント
・服装は個性を出すよりも無個性の方が良い!?
・演技はとにかく声を出すことを意識すること
・歌は表現力のアピールを、そして歌は自分に合った歌を
・質疑応答は自分の素に近い形での応対を
上記が4つのポイントになります。
下記記事では、「2次審査で気を付けるべき4つのポイント」の詳細と、「2次審査で審査員が見ているところ」を詳しく書いております。
この2次審査での服や演技、歌の選び方によって審査員の印象も大きく変わってくるので、実力をちゃんと発揮するためにも絶対に呼んでほしいポイントになります。
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声優オーディション2次審査で気を付ける4つのポイント
続きを見る
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声優オーディション書類・2次審査で審査員が見ているポイント【重要】
続きを見る
最終審査以降の声優オーディション対策
二次審査が終わると、大きな声優事務所では最終審査があったり、小さな事務所ではそのまま預かりや養成所の案内があったりします。
なので、一概に言えない部分があり対策記事としては書くことがないのですが、例えば81オーディションではかならず「公開型最終審査」があります。
その中では「自己紹介(PR)」「演技審査(一人or掛け合い)」「歌唱審査(1コーラス)」が行われています。
81オーディションは大体20名強のファイナリストがいて、掛け合いは男女ペアになって前後のファイナリスト同士での掛け合いになります。
女子の方が多いので、余った場合は81プロデュース所属の声優さんとやったりしていましたね。
セリフの場合は、何個かセリフがある中で3つ(セリフ&ナレーション)をやったりという形が多いですかね。
そして、最終審査が終わると面談や契約、養成所の話が進んでいきます。
小規模の事務所や個人経営の事務所だと契約の際に気をつけなければいけないことだったりお金のことが心配になります。
それに関しては、下記「個人経営・小規模の声優事務所やオーディションで気を付けること」を読んでいただけたら幸いです。
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個人経営・小規模の声優事務所やオーディションで気を付けること
続きを見る
そして、合格者は声優養成所生・預かり所属・順所属・正所属の方向に分かれていきます。
それぞれの事務所のシステムによって大きく異なりますが、大抵の声優事務所は養成所にはいり、そこで1,2年間学んだあとに審査があり所属できるかが決まります。
とにかく、声優を目指すということはオーディションを一生受け続けるということです。
実際に所属が決まった声優がどうなっていくかを下記記事でまとめております。
オーディションに合格してから声優はどうなるの?
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声優オーディションに合格してから声優はどうなるの?
続きを見る
このように、声優として本当の勝負は「声優事務所に所属してから」といっても過言はないというか、全てですね。
所属してからやりたい仕事がその事務所になかったということのないように、あらかじめオーディションを受ける前に事務所については企業研究しておかなければいけません。
ナレーションのない事務所なのに入ってやれないというのは、声優本人のせいなので、ちゃんと調べておきましょう。
声優事務所の選び方-特徴を知って自分に合った事務所選びを
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声優事務所の選び方-特徴を知って自分に合った事務所選びを!
続きを見る
まとめ
声優オーディションの流れ(https://sugoiyoblog.com/seiyu-audition-2/)
声優オーディション書類審査(https://sugoiyoblog.com/seiyu-audition/)
声優オーディション二次審査で気を付ける4つのポイント(https://sugoiyoblog.com/seiyu-audition-nijisinsa/)
声優オーディション二次審査で審査員が見ていること(https://sugoiyoblog.com/seiyu-audition-judges-perspective/)
個人経営や小規模の声優事務所で気を付けること(https://sugoiyoblog.com/seiyu-office-attention/)
声優オーディションに受かったら声優はどうなるの?(https://sugoiyoblog.com/seiyu-audition-after/)
声優オーディションを受ける前にしっかりと事務所研究を!(https://sugoiyoblog.com/seiyu-office-choice/)
2020年おすすめの声優オーディションまとめ(https://sugoiyoblog.com/2020-seiyu-audition/)
おわりに
以上のように声優オーディションの審査過程に分けて書いている記事を紹介させていただきました。
これからも最終審査や面談についてなど更新していく予定ですので、是非見ていただけたら幸いです。
とにかく声優オーディションで大事なのは「書類審査」と「二次審査」になります。それ以降は事務所が欲しているタイプかどうかの相性と、タイミング次第だと思っています。
最終審査に残る人はどんな声優オーディションでも同じ顔ぶれだったりもするので、あとは縁があるかどうかを事務所に判断してもらいましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!