オーディション対策

声優オーディション書類・2次審査で審査員が見ているポイント【重要】

声優オーディション書類審査・2次審査で審査員が見ていること【重要】

声優オーディション書類審査・2次審査で気を付けるポイントをご紹介!
実は審査員はこんなところを見ています。

 

まず初めに私(筆者)の紹介ですが、大手(と一応言われている)声優事務所で、実際に声優オーディションの審査員を何年もやっておりました。
メイン担当でもあったので、ある程度の決定権もあり、実際に何人もの声優を発掘してきました。

実際に何千人、何万人をオーディションで見てきて、実際のオーディションの書類審査や2次審査で通す通さないの判断をしてきた経験を元に、みなさんが実力をちゃんとした形で魅せることができるようにオーディション対策をみなさんに発信しています。

大分リアルな話なので、正直ショックを受ける方もいると思いますが、現実的にこんなことを見られているよ、というのを分かってもらえたら嬉しいです。

多くの人が自分の見せ方を分かってなくて、それを審査員として気づけずに落ちていった方もいると思います。
実際に自分が良いと思っても他の審査員の評価が全く良くないとさすがに落とさざるを得ません。

そんな中で、実際書類審査・2次審査でどんなところを見ているのかをご紹介したいと思います。

 

 

はじめに

 

声優オーディションを受ける上で、まず考えていただきたいのが、

 

ポイント

自分がなりたい声優像
そのために入りたい声優事務所
その事務所にはどのような声優がいるか
事務所に入るためにはどういうルートがベストか

 

良くありがちな話ですが、まずは目標がどこにあるのか最終的なポイントを明確にしてください。

その中で、逆算していって今自分が何をやらなきゃいけないのかを見出していきましょう。

 

例えば、アイマス声優になって歌も踊りもやってみたい!ということだったら少なくともアイマス声優がいる事務所を選んだ方が良いです。
なぜなら、絶対ではありませんが、アイマス声優のいない事務所にはアイマスのオーディションが来ていない可能性があるからです。

他の作品でもそうです。逆に、好きなアニメの音響制作会社を探して、そこに出ている声優の所属している事務所にはその音響制作が関わっているオーディションは来ていると思ってよいと思います。

そして、事務所を選ぶポイントは、決してピンポイントでなくてもよいと思っています。

例え内田真礼さんに憧れていても、アイムを目指さなければいけない理由はないと思いませんか?
内田真礼さんと仕事したいなら、アニメの仕事を獲得して共演する方がはるかに可能性は高いと思います。

同じ事務所のライバルになるくらいだったら、その枠がいない別の事務所に行った方がはるかに効率が良いです。

 

養成所でこの講師に教えてもらいたい!ここじゃないと嫌だ!という理由がない限り、ある程度広く声優事務所を探してみるのは良いと思います。

今一度、なんで声優になりたいのかを考えてからオーディションに臨んでください。

広く、ということで考えると声優専門学校の先生は色々な声優事務所をかかわりがあるので、仲良くなっておくといいと思います。

 

アミューズメントメディア総合学院は4月19日に説明会開催するようです。
どんな事務所とつながっているかなど確認するには良いチャンスだと思いますよ!

【事務所入所率がダントツ!】アミューズメントメディア総合学院に入るべき?
【事務所入所率大幅アップ!】アミューズメントメディア総合学院に入るべき?

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声優オーディションを受ける前に

 

行きたい事務所をある程度まで絞ったら、その事務所にはどうやったら入れるのかということを考えます。

基本的に養成所を持っている事務所は、養成所生から取ることが多いです。
なぜなら、別で見つけて来た声優を急に所属させたら養成所生から不満が上がりますよね。
その不満が事務所の雰囲気を悪くしてしまうので、そのバランスをしっかり考えている事務所は移籍を受け入れることは少ないですね。

もちろん養成所がない事務所には当てはまりませんが。。

声優という職業は移籍も激しく、4月1日にも色々移籍の発表があったように、移籍してくることがない話ではありません。
それには色々な理由と大人の事情があるのでしょうね・・・(あまり良いとは思っていない)

今年はマウスプロモーションやケンユウオフィスに入る移籍組が多かったりしましたね。
マウスにも立派な養成所があるのに・・・とも個人的には思いました。

下記、記事で所属オーディションを紹介していますので、ご参考までに見ていただけたら幸いです。

 

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声優オーディション1次書類審査の審査方法

 

オーディションを受けようと決められた方は、まずエントリーシートの事しか考えられないということもあると思いますが、実際審査は2次審査、3次審査と繋がっていきます。
そして、そこに残らない限り事務所所属も養成所特待生合格も勝ち取れないのです。

目の前の審査も重要ですが、最初に説明したどんな声優になりたいのかというところを忘れずに先を見据えて準備しましょう。

あわよくば、書類審査で書いたことが2次審査も生きるようにすることがベストです。

 

エントリーシートの注意点はこちらの記事からどうぞ!

声優オーディションの書類審査-声優志望者の落とし穴とは

続きを見る

 

まず、審査員は2次審査に呼ぶ前に書類審査でまず「会って見たい」という候補者を残していきます。(最初はハードル低めに残す)

その中で、2割~3割くらいに集めて評価の高い順にもう一度見ていきます。
(そのエントリーシートひとつひとつひ何となくのイメージをコメントしておき、後でわかりやすいようにしておきます)

その中から年齢、地域、性別などのバランスを見ながら、どうしても会いたいと思う方を残します。
それが、エントリー数の約1割といったところです。

 

何が言いたいかというと、審査員は書類審査を通した時点で何となく「この子のここが見たい」というのはイメージしているんです。

 

 

声優オーディション2次審査で審査員が見ているポイント【重要】

 

そして、大事なのは2次審査です。

実際に「会って見たい」と思われている方々を集めているので、当然審査員の目も厳しくなります

厳しくしよう!と思っているわけではありませんが、スイッチが入るので書類審査では良いと思ってた方が会って見ると全然イメージが違ったなどの事も良くあります。

その中で、自分が見ていたポイントをご紹介します。

 

 

その① オーディション控室での態度

 

あまり気にしない方が多いかもしれませんが、受付をしているスタッフからどんなタイプの子がいるのか毎回チェックしています。
やはり、オーディションとはいえ仕事につながっていく現場なので、見えないところでの態度は大事だと思っています。

待ち方は人それぞれなので何をしていても良いのですが、緊張しているときほど人間性が見えるので、良くも悪くもどんな性格かが分かったりもします。

 

その② 審査会場でのあいさつ

 

これはツイッター(https://twitter.com/blue_mondayblog)でも言いましたが、専門学校の生徒さんは挨拶の仕方ですぐにわかります。

大きな声であいさつするのはいいのですが、「やらされてる感」のある挨拶が多いなという印象です。

無意味に形式的な大きな挨拶をするよりも、自然に笑顔で挨拶してくれた方が審査員の印象は良いと思いますよ☆

 

 

その③ 他の受験者を待っている時の態度(グループの場合)

 

2次審査は集団で入って、順番に審査していくところが多いです。
その中で目立つのが、「待っている時の姿勢が悪い」方なんです。場合によっては結構待たされることも多いので、ダレてしまうのもわかります。

ただ、そういう態度は審査員のポジションからは見えやすいので、気を付けてください。
特に、審査している人の真裏とその横にいる方はすぐに見えますね。

 

その④ 自己紹介

 

ようやく実技的なところに触れます。審査が始まると、まずは自己紹介をすることが多いです。

その最初の一言で、1次審査でついていたイメージからの流れで印象が決まります。
無理に笑顔を作ったり、演技をしている場合は、こちらにはバレバレなので、取り繕わずに自然に話してほしいです。

逆に一生懸命になってあたふたしているくらいの方が人間的に共感はしますね。

とはいえ自己紹介で合否は決まるわけではないので、ちょっとのプラスのイメージで行きたいところですね。

 

その⑤ 歌唱審査【重要】

 

正直なところを言うと、よほど技術や特徴がない限り驚くことはないですし、実は歌のうまさは見ていません。

声優を目指している方の「声の表現力」と「表情」を見ています。

なので、歌に自信がない方もあまり気にすることはありません。個人的には歌=演技でもあると思っているので、そこを軸に観ています。
「あー、この方歌に自信がないからおどおど歌ってるなあ・・・」とか「この歌い方は演技にも生かせるかも」とか考えますね。

あとは、自由に曲を選んでよい場合、「歌唱曲」はかなり大事なポイントかなと。

これはラブライブオーディションの対策の際にも書かせていただきましたが、「自分の音域に合った歌」を選んでいただきたいです。

選んでほしくない曲は

 

注意ポイント

・キャラソンで複数で歌っている楽曲(絶対歌い分けできないし、ブレスポイントが合わない)
・セリフばかりの曲(演技はあとで見ます!と思ってしまう・・・)
・好きな曲だからと言って、自分の歌唱力に合っていない曲(見せ方が下手)
・女子なのに、男子の曲。(逆は歌えるのであればおもしろいが、女子が男子の曲を歌うのは×)

 

ですね!わからないところがあったらツイッターのDMに質問してください!(https://twitter.com/blue_mondayblog

 

ラブライブオーディションの対策記事でも曲の選び方について書かせていただきました。

ラブライブオーディション-曲選びで間違えてはいけないポイント!

続きを見る

 

その⑥ 演技審査

 

この審査は、もちろん個人の現時点での演技力を見ようと思っているものなのですが、そこまで期待はしていません。

 

ポイント

・声質
・音域(歌も参考にしつつ)
・活舌
・演技から見る性格

 

このくらいのポイントは見ますかね。

決定的に舌足らずで練習しても治らないだろうな、などのところは当然判断しています。

最後の性格に関しては、一番大事かもしれません。課題台詞があったとして、その演技が設定とはかけ離れて「個性」を出そうとして演技をしてしまっている場合、入った後にその「価値観」から変えなければいけないかな。と思います。

声優の演技には出そうと思う「個性」はいりません。

個性は、基礎が固まった上で勝手に出てくるものなのです。

そういう意味で、演技で性格を見ているというところはありますね。

 

その⑦ 質疑応答

 

オーディション2次審査ではかならず質疑応答があると思います。

実は、ここでは楽しく話せることは楽しく話して、悲しいことは悲しく話す、くらいの意識で良いと思います。

大事なのは、この質疑応答で「何を質問させるか」なのです。

なので、この時に気を付けることはあまりなく、「書類審査」と「2次審査のアンケート」で何を書いて興味を引くかで決定します。

2次審査の戦いは、書類審査の書くことで決まってくるので、そこだけは気を付けてください!!

 

 

さいごに

 

つらつらと偉そうに語ってしまってすみません。。。

ただ、審査員側も「命を懸けて」声優を発掘しています。

個人的にはアニメも声優も大好きなオタクでもあるので、少しでも多くのいい声優が見つかってほしいと思って発掘をしています。

声優志望の皆さんも、是非自分が最大限に出せるように準備を対策をしてほしいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

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