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【フジファブリック楽曲5選!】志村正彦没後10年に初期オススメ曲をご紹介。


フジファブリックのボーカル志村正彦さんが亡くなられて10年。
志村さんがいたころの楽曲を5曲ご紹介します!

 

フジファブリックという偉大なバンド

 

2019年12月24日は大好きなバンドフジファブリックのボーカル志村正彦さんの没後10年です。

当時自分は東京のレコード会社で仕事をしていて、
クリスマスイブに会社の先輩と渋谷で飲んでいたのですが、
会社の後輩の彼女からメールがあり、志村さんの悲報を聞いたのでした。。。

フジファブリックは当時もちろんライブでも観たこともあり、
フェスや対バンライブなどで見ていて、その特徴的な曲と志村さんのアーティスト感漂うオーラが好きでよく聴いていました。

一番の名残は、tacicaと TRICERATOPSとフジファブリックで行った「09三大博物館」という企画ライブに行けなかったこと。
志村さんのいるフジファブリックとしては最後となったこのライブに行く予定でしたが、仕事でトラブってしまい行けませんでした。
それが見れていればまた違った思いだったのかもしれません。

もっとちゃんと志村さんのいるフジファブリックを見てみたかったという気持ちでいっぱいでした。

2010年7月に「MUSIC」というアルバムを発売したものの、 それは志村さんが遺したもの。
ギターボーカル、作詞、作曲をやっていた志村さんの死は、フジファブリックが解散してもおかしくないくらい大きなことでした。
(もちろん志村さん抜きでフジファブリックと言えるのかということも含め)

それでもフジファブリックは再び立ち上がり、山内総一郎さんをボーカルに立てて再始動したのです。
名前もそのまま「フジファブリック」。

山内さんの地元大阪のCDショップタワーレコード梅田NU茶屋町店では2010年の12月24日志村さんの一回忌に合わせてフジファブリックの展開をしていたのですが、その時の店員さんの愛のあるコメントカードはいまだに記憶に残っています。

こんなに愛されていたバンドなんだって、再確認しました。

 

フジファブリック志村正彦 タワーレコード梅田NU茶屋町店コメントカード

志村さんの命日に合わせて展開されたタワーレコード梅田NU茶屋町店のコメントカード。 店員さんが愛をこめて書いてくれていました。

 

フジファブリック志村正彦 タワーレコード梅田NU茶屋町店店内展開

フジファブリック志村正彦さんの命日に合わせた展開。 特にリリースもないのに大きく展開してくれていました。

 

本当は一つ一つのアルバム、曲ごとにコメントが全部書いてあったのですが、さすがにだいぶ前なのでこれしか残っていませんでした。

その後、「STAR」という曲を発表したのですが、なにかふわっと異世界にいるような、なのにしっかりと今後のフジファブリックの意思を感じる曲で、ライブで聴いたときに圧倒されたのを覚えています。

「君の声はこだましてる 頭の中離れないよ 巡る思いはおいといて さあ行きますか」
参考:フジファブリック「STAR」より

その後のフジファブリックの活躍はご存知の通り。
今や志村さんを知らない若い方たちも「若者のすべて」や「茜色の夕日」などを聴いてくれていて、つい先日みんなの目標であった大阪城ホールでのライブを成功させるなど、夢を叶えていっているフジファブリック、本当に大好きです。

もちろん、志村さんがいたころのフジファブリックも好きだけど今のフジファブリックはもっと大好きです。

2019年12月7日 山内さんが地元・大阪茨木のゆかりのあるライブハウスで凱旋ライブをやった際に、

「東京に行ってこんなにいい友達に出会いました!!」

ってライブハウスの店長さんに紹介していたのは印象的でした。
志村さんもそこに絶対いてくれていたと思います。

そのライブハウスの店長には

「大阪城ホールでライブができたらこのライブハウスに戻ってくる」

と約束をしていたみたいです。
数々の試練を乗り越え達成してしまうんだから、諦めないで追い続けることって意味ありますよね。

 

フジファブリック初期オススメ曲5選!

 

さて、前置きは長くなりましたがフジファブリックの個人的おすすめ曲5選を紹介します!
今も含めるととんでもない数になるので、志村さんのいたころの楽曲を・・・

 

1. 桜の季節

 

フジファブリックメジャーデビュー曲。
春盤の表題曲として四季にちなんだ曲を4作連続でリリースしました。
この曲は、10月の大阪城ホールワンマン「IN MY TOWN」の
アンコール2曲目にも久しぶりに演奏しました。

「 桜の季節過ぎたら遠くの町に行くのかい?/桜のように舞い散ってしまうのならばやるせない 」

志村さんって詩人だなと。

 

フジファブリックデビュー曲「桜の季節」

フジファブリックがメジャーデビューを飾った一曲。 PVの何とも言えないレトロな感じがロックバンドっぽくて最高です。

 

2. 赤黄色の金木犀

 

3枚目のシングル。秋盤。
金木犀のグラデーションと、感情のグラデーションを現した曲。
金木犀を「赤黄色」と表現するあたり、変わってますよね。
表現したいけどできない、そんな志村さんの葛藤が描かれてるようですね。
個人的な話ですが、この曲はバンドでカバーをしたことがあって、当時ギターをやっていた後輩がフジファブリックの大ファンでした。
その後輩は、志村さんと同じ歳で志村さんの世界に行ってしまいました。
一番聴いた、思い出の曲です。

 

 

フジファブリック 秋盤「赤黄色の金木犀」

フジファブリックの四季盤の秋「赤黄色の金木犀」。この曲を聴くとバンドをやってた時のことを思い出します。

 

3. 茜色の夕日

 

フジファブリックを語るうえで外せない一曲。
デビュー前志村さんと同じライブハウスで働いていた氣志團の翔さんが、志村さんに「バンド辞めるならこの曲くれよ」というほどの名曲です。
志村さんが亡くなった数日後のCOUNTDOWN JAPANで、奥田民生さんが最後に泣きながら歌ってくれた曲。
志村さんもこの曲への思いは強く、「この曲を歌うために頑張ってきたんだ」というほど。

 

フジファブリック「茜色の夕日」

シンプルなバラード曲「茜色の夕日」名曲過ぎて氣志團団長が欲しいと言ったほど。

 

4. 花屋の娘

 

インディーズ時代のセカンドアルバム「アラモード」に収録された曲。
本日からサブスクで配信されております。
まだこの時は現ギターボーカルの山内さんは加入していませんね。
暇つぶしに花屋の娘さんに恋をする話。
ぶっ飛んでます。勝手に名前まで付けちゃうんですから。
でもこの曲、ほんとにいいんだよなあ・・・もう絶対ライブではやらないと思います。

 

フジファブリック「花屋の娘」

コチラはアルバムに収録の楽曲ですが、志村さんの変人さが分かる歌詞に注目。 「花屋の娘」

 

5. Bye Bye

 

この曲は志村さんがPUFFYに提供した曲。
PUFFYさんからは志村さんの実経験をもとに書かれているのでは、と言っていましたね。

「君が居なくても こちらは元気でいられるよ 言い聞かせていても 涙が出るよ」

そういう意味ではないと思いつつ、亡くなった後に聞くと色々考えてしまいますね。
セルフカバーされていますが、名曲。

 

PUFFY「BYE BYE」

PUFFYに楽曲提供した「BYE BYE」タイトルからも分かる通り、失恋の曲です。 志村さんの実話をもとに書かれたという説も!?

 


やばい、全然もっと書きたい曲ありました。。。

またいつか紹介したいと思います。
いつまでたっても色あせない志村正彦さんのフジファブリック。
これからも応援し続けていきたいと思います。




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